ロジスティック用語ブログ① HSコード

こんにちは。
黒船物流カスタマーサポートの柏原です。

HSコード・・・
英語の「Harmonized Commodity Description and Coding System」の頭文字を取った呼び名です。

物流をやる上で、色々な用語が出てきます。
物流用語を知らなくても特に物販ビジネスにとって支障はないかと思いますが、知っていた方が物販ビジネスを有利に進めることが出来るかと思います。

海外の商品を輸入するにしても、日本の商品を輸出するにしても、避けて通れないのが税関です。
利益のとれる商材を見つけて、仕入れようといざ海を渡る前に、税関で止まってしまった、廃棄を余儀なくされてしまったというのは、稀な話ではございませんので、ここは押さえておきたいポイントではございます。

税関では商品の真贋(偽物か本物か)を判断したり、invoice(請求書)を確認しそれぞれの商品に合った関税額を決めたりといった業務を行なっています。
税関で止まってしまう原因として多いのが、インボイスの不備によるものがほとんどだということです。

インボイスとは、物品を送るときに税関への申告、検査などで必要となる書類です。
輸出をした際に、突然運送会社より連絡が入ることもございますので、知っておいた方が良いですよね。

HSコードとは(郵便局HPより抜粋)
HSコードとは、国際貿易商品の名称及び分類を世界的に統一する目的のために作られたコード番号であり、貨物を輸出入する際の品目分類に用いる輸出入統計品目番号のことです。
輸出入統計品目番号は、輸出入されるあらゆる品目を9桁又は10桁の数字で表します。(最初の6桁は世界共通の番号で、後の3桁又は4桁は品目をさらに細分化するために使用されており、各国によってその番号は異なります。)
HSコードが税関告知書に記載されることによって、日本からの輸出及び名あて国での輸入通関の際、税関職員がそのコードをもとにして該当する品目の関税等の税率を容易に調べることができますので、通関手続の時間短縮に資するものとなります。
EMSラベルへのHSコードの記入は必須ではありませんが、未記入の場合は通関手続に時間がかかることがあります。HSコードをお調べになりたい場合は、最寄の税関官署にお問い合わせください。(HSコードの詳細については、税関ホームページでも確認できます。)

関税局のHPです。
http://www.customs.go.jp/yusyutu/2014/index.htm

何かの時に、このブログを思い出していただけたら幸いです。

今後は、税関で止まりやすい商材などご案内できたらと思っております。
ではでは。