円安は、えーんだか、悪いんだか?

ヤフー知恵袋を見ていたら、こんな質問が投稿されていました。
「円安になると輸出が有利なのが理解できません。」
この質問、初歩的だなぁ、と思って見ていたのですが、意外と端的に説明するの難しいなと。
物販ビジネスとは、「安く仕入れて、高く売る」という、いたってシンプルなビジネスです。
アメリカアマゾン輸出というと、基本的には日本で日本円で仕入れた商品を、アメリカでドルで販売し、そのドルを日本円に換算した、その差額が利益となるわけです。
本来は、そこに送料とか関税とか為替手数料とか、なんだかんだ経費がかかってくるのですが、そこの話をするとキリが無いので、今回はやめておきます。
例をあげると解りやすいかと思うので、1ドル=100円 と 1ドル=200円 で考えてみたいと思います。
どちらが円安かというと、もちろん200円の方が円安となります。(計算が解りやすいように数字は設定させていただきました)
例えば、日本で1000円の商品を仕入れてアメリカで販売するとします。
1ドル=100円場合だと、10ドル換算
1ドル=200円場合だと、5ドル換算
となります。
同じ1000円で販売した場合、アメリカで購入することを想像して下さい。
同じ商品であれば、10ドルの商品と5ドルの商品どちらを買いたいでしょう?
アメリカの方からしたら、円安だと日本の商品を安く購入することが出来るのです。
また、5ドルで販売するところを、8ドルで販売するとします。
そうすると、日本円に換算すると1600円になりますので、600円高く売れるという計算になります。
ここは、価格設定によって利益が変わってきますね。
ということで、まとめますと
「円安になると輸出が有利な理由」
?購入者が安く買えるため、日本製品が売れやすい
?販売価格を高く設定することが可能
1米ドル = 114.731528 円(2014年11月6日現在)
かなりの円安になっております。